雑記

新聞奨学金制度とは!?親からの仕送り無しで進学する方法

こんにちは!ヒガログ管理人のひがっちです。

先日の自己紹介で私が新聞奨学生として専門学校に通っていたとお伝えしました。

では、新聞奨学金制度とはどういうものなのか???

親からの仕送り無しで学費や生活費など、やりくりしていけるのか?ここで紹介できたらと思います。

「新聞奨学金制度」とは

そもそも、「新聞奨学金制度」とはどういう制度なのか詳しく見ていきましょう。

学費を新聞社が肩代わりする

どういう制度なのか、答えは単純です。

学校在学中に新聞配達業務を行う代わりに、学費を新聞社が肩代わりしてくれる。

というのが新聞奨学金制度の特徴です。

皆さんが志望する学校によって必要な学費は様々ですが、1年間の短期学校から4年生の大学まで、数十万から数百万必要になりますよね。

各新聞社によって、支援限度額が異なりますので各新聞社の奨学金制度を調べる必要がありますが、私は3年制の専門学校に通っていて、自分の財布、親の財布からは1円も学費を支払っていませんでした。

新聞奨学生との共同生活

もちろん新聞奨学金制度を利用する人は一人だけではありません。

同じように制度を利用して学校に通う学生はいます。

新聞奨学金制度を利用する学生さんはほとんどが寮生活だと思います。

寮生活とは

私の場合は、〇〇新聞〇〇営業所という5階建ての小さいビルに

1Fは新聞の事務所 2F~5Fは学生寮があり、約10名程度の奨学生が生活しておりました。

私の部屋は1Kでユニットバス付、洗濯機は5Fの共同フロアにて2台(男性用と女性用)ありました。

もちろん自分の部屋は施錠できるのでプライベートは守られていましたので、学校の友達や彼女とかも招いても大丈夫でした。

(101号室とか102号室みたいにきちんと区切られておりましたので同じアパートのお隣さんも同じ奨学生、という考え方の方がわかりやすいかな)

寮生との付き合い

新聞奨学生は一人だけではありません(多分)

先輩もいれば、同じように不安でいっぱいの同級生もいると思います。

通う学校は違えど、寮生の同級生とタコパしたり、週末は先輩の部屋で皆で集まってゲームしたりなど、寮生との付き合いも少なからずあると思います。

仕事も奨学生の先輩に教えていただいたり、学年が上がると後輩に仕事を教えることもあると思います。

ほぼ毎日顔を合わせるのでやっぱり寮生との関わりは大事にしたいですよね。

金銭面は大丈夫なの??

さて、学費については上記のとおり、新聞社が肩代わりすることを紹介しました。

さて、次に気になるのは生活費ですよね。

食費、交際費等はどうするのか紹介いたします。

学費とは別で給与が発生する

実は、学費とは別で毎月給与をいただけるのです。

さらに、賞与(ボーナス)も年に1~2回支給があります。

(賞与は各新聞社により異なります)

給与額も各新聞社、地区により異なりますが、贅沢をしない程度には十分生活できました。

それでも不安なら

給与のみでも十分な生活はできると思いますが

せっかくの学生生活なので楽しくキャンパスライフを送りたい!

と思う人も多いのでは

そういう場合は返済型の奨学金制度を利用するのもよいかもしれませんね(審査はあると思いますが)

私も、毎週飲み会!!までは難しかったのですが、学校の友人達と時々飲み会は参加できてました。

どんな仕事??

さて、そもそも新聞奨学金制度の新聞配達業務とはどういう事を行うのか?

これ一番気になりますよね!

それでは、参考程度ですが元新聞奨学生の1日のサイクルを紹介できたらと思います。

新聞奨学生の一日

私の場合は下記イラストのような1日のサイクルを過ごしていました。

あくまでも私の場合ですので参考程度に

新聞配達業務を終えるのがAM6:00でしたので学校までの間は二度寝をしておりました(笑)

新聞配達だけでいいの??

仕事内容は新聞配達だけなのか、

こちらも各新聞社によって異なるのでパンフレットなどを請求して調べる必要がありますが、大きく分けて以下の業務があると思います。

・新聞配達

・集金業務

・広告投函

・順路帳作成

新聞配達

こちらはどの新聞社も共通の業務だと思います。

毎朝出来上がった新聞を、決められたエリアの住宅等に配達する。

しかし、これだけではありません。皆さんも実家等で新聞を手に取る機会があると思いますが、新聞の中に「広告チラシ」が入っていますよね。

毎朝出来上がった新聞の中に、広告チラシを入れ込む。こちらも新聞配達業務の仕事です。左手で新聞をめくり右手でチラシを入れ込む(右利きの場合)

最初は慣れずに時間がかかると思いますが慣れると1分間で何十部も入れ込むことができるようになったりと、よく寮生と競い合っていました。

チラシを入れんだ新聞をバイク又は自転車に積み込み出発。

マンションの集合ポストや戸建てのポスト、コンビニ、病院など持ちエリアによって様々な場所へ新聞配達を行います。

新聞の部数はエリアによって異なりますが大体150部~300部程度

集合ポストだと一気に配達できてラッキー!!なんてことも

集金業務

こちらは新聞社によってある場合とない場合があります。

(私の場合はありませんでした)

新聞を購読していただいているお客さんの家へ赴き、購読料を集金する業務です。現在は口座引き落としなどが主流だと思いますが、高齢者の世帯などは集金に伺う必要がありますね。

基本的に日中の業務になりますので、授業が終わった後の業務になるのかなと思います。

広告投函

簡単に言うとポストに「新聞読みませんか?」のチラシを配るという業務です。

私の場合は毎月2,000部投函するというノルマがありました。新聞配達中、または日中の時間が空いた時に新聞の契約をしていないお宅のポストにチラシを入れたりして毎月ノルマをこなしていました。「2,000」と聞くと相当な数だと思いがちですが、やってみるとそこまでの労力ではなかったです。

もちろん、誰も見ていないからと言ってごみに捨てるのはNGですよ。

順路帳作成

毎日同じルートを配達していると、自然とルートを覚えてしまうのですが、初めのうちなんて何百件もの家をすぐに覚えることなんてできません。

ましてや新聞購読の新規契約、解約により毎月ルートの変動があるものですから・・・

そのために順路帳というものがあります。

下記の写真参考↓

Aさん宅→Bさん宅→Cさん宅の順で新聞を配る際に赤い矢印でルートを示しているのですが見かたとして

・Aさん宅からT字路を右折、右折後右手3件目がBさん宅

・Bさん宅からT字路を左折、左折後2本目の交差点を右折、右折後左手2件目がCさん宅

となります。

もちろん毎月、新規契約、解約により順路の変更がありますので、そのたびに書き換えが必要になります。

上記ルート、説明なしで理解できたら、素晴らしい読解力ですよ。

まとめ

学校の特色に合わせた選択を

何のために新聞奨学金制度を利用するのか、それはもちろん進学の為ですよね。

行きたい大学がある、やりたい仕事のために専門学校に行きたいけど、金銭的に余裕が、、、。

金銭面を理由に進学をあきらめるのはもったいない。ぜひ新聞奨学金制度を利用するべきです。

そのために進学したい学校がどのようなカリキュラムなのかを事前にリサーチし、学校生活や、自身の生活に支障のない業務ができる新聞社を選択して下さい。

無理のない生活を

夜~早朝の勤務なので、他の学生に比べて生活習慣が大きく異なります。

もちろんキャンパスライフを楽しむことも大切ですが、周りに合わせすぎてつい夜遅くまで飲みに行ったり、、

などもあると思います。それも大切ですし、何よりもキャンパスライフが楽しめないと目標のために頑張れないですよね。

間違ったことではありません。しかし無理のない程度で、生活に支障のない程度に楽しみましょう。

体を壊したり、睡眠時間が短くなって気持ちがマイナスになったりならないよう、自身の体調と相談しながら充実した毎日を過ごしてください。

夢に向かって頑張る学生を心から応援しています。

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